第30回 日豪合同セミナー - オーストラリアのイベント情報

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第30回 日豪合同セミナー

「草の根交流」が築く日豪の絆

日豪合同セミナーも今年で第30回。第1回は1977年でした。
日本とオーストラリアの関係は資源貿易という経済的なつながりから、APEC(アジア太平洋経済協力)などの国際政治、アフガン、東チモールなど地域の安全保障活動、観光、文化など幅広い分野に拡大しました。
しかし、二つの国を本当に結ぶのは、さまざまな活動を通して触れ合った人と人のつながりです。今回はそんな両国のつながりを草の根の視点から見つめなおします。



■ と き:2009年6月6日(土)~6月7日(日)
■ ところ:八王子セミナーハウス(大学セミナーハウス)
■ 主 催:日豪合同セミナー実行委員会
■ 後 援:オーストラリア大使館
■ 協 力:日豪ニュージーランド協会(JANZ)、MLA豪州食肉家畜生産者事業団、男声合唱団コールファーマー


●日豪合同セミナー活動趣旨
日豪合同セミナーは、オーストラリア大好きの人達のための、オーストラリア大好きの人達による、オーストラリアについての勉強会です。
参加資格は、オーストラリアが好き、それだけです。ちょっと興味がある、というだけもかまいません。地位や肩書き、年齢、等々、一切関係ありません。また、日本大好きなオーストラリア人も大歓迎で、毎年多くの参加をいただいております。
セミナーを主催する実行委員会は、すべてボランティア、非営利で運営されております。参加資格と同様、オーストラリアが好き、ただそれだけ、というメンバーで構成されています。研究学者、元新聞社駐在員、その他、多くのオーストラリア識者からも、多大なるお力を無償でいただいております。オーストラリア大使館をはじめとするオーストラリア関連機関からのご協力も欠かせません。そういった多くの力に支えられて、はじめて実現する企画です。
セミナー開催の主な目的は、より多くの方々に、更なるオーストラリアに対する知識を深めていただこうというものです。常に最新の洗練されたハイレベルなものを目指しております。いわゆる勉強会ではありますが、けっして堅苦しくなく、誰でもが気軽に楽しく参加できるものを目指しております。
さらに、開催目的の一つとして、オーストラリアファンの集いの祭典、という名目もあります。そのために親睦会としてワインパーティーも企画しております。もちろん、ワイン、チーズはオーストラリア産です。オーストラリアファン同士の交流の輪を拡げる場となれば幸いです。また、普段日豪交流に尽力されている同志の方々には、ご自身の活動をアピール出来る場としてご提供することも可能です。
そして、最終的に、このセミナーの参加者が、将来、草の根パワーの一つとなって、日豪間の人的、及び文化的交流促進のため、多少なりとも貢献することになれば、とても素晴らしいことだと思います。それこそが、セミナー開催の最大の目的、ということになろうかと思います。


●問い合せ:E‐mail:info-jajs30@wallabytrack.com 

●参加申し込み方法
こちらのサイトからお申し込みください。


●プログラム
■6月6日(土)
12:00~ 受付開始【講堂】
13:00~ 開会【講堂】
13:10~14:10 基調講演 Richard Andrews(オーストラリア大使館政務担当公使)【講堂】
14:10~14:40 講師紹介、セミナー・ハウス利用の諸注意【講堂】
15:00~17:30 分科会【各セミナールーム】
18:00~19:00 夕食【食堂】
19:00~21:00 ワインパーティー(コールファーマー合唱、抽選会など)【講堂】

■6月7日(日)
8:00~ 9:00 朝食【食堂】
9:00~ 映画「愛の鉄道」【講堂】
12:00 閉会



●分科会(参加申し込みの際に受講希望分科会をお選びください)

■これからの日豪米中
福嶋輝彦(防衛大学校教授)
アメリカで8年ぶりの民主党オバマ政権がスタートし、前政権とは異なる外交を展開しつつある。一方で世界金融危機のなか中国の存在感は一段と強まっており、この二国はいまやG2とも呼ばれる。世界の構図が微妙に変化しているなか、これからの日豪関係はどうなるのだろうか?

■新日豪EPAの行方
太田康彦(日本経済新聞論説委員)
2年前、締結へ向けて歩みだしたはずだった日豪EPA(経済連携協定)だが、その後、どうなったのだろうか?当初から日本の農業問題が障害になると予想されていたが、打開策はあるのか?韓国など積極的に協定締結に動く国々に比べて出遅れた感のある日本は大丈夫なのか?国際経済交渉を包括的な視点で論じる。

■コール・ファーマーとカウラ
~16回の演奏旅行から~
東京農業大学のOBを中心にした男声合唱団コール・ファーマーは、1977年から1年おきに渡豪し、各地でコンサートを開いている。カウラには第1回から訪れ、現地の人々との交流も深まった。30年余りの日豪歌声交流について写真や動画を交えて団員たちが報告する。

■映画でつなぐ日豪
千葉茂樹(日本映画学校副校長)
千葉副校長は、日豪の学生が作った映画を鑑賞し、議論する「豪日学生映画フォーラム」を作り、日本やオーストラリアの映画をそれぞれの国で紹介する活動を続けている。日曜に上映する「愛の鉄道」を企画し、監督した。最近では「シネ・リテラシー」にも取り組む。映画の世界から見た日豪交流を聞く。

■オーストラリア人が見た日本の英語教育
リース・モートン(東京工業大学教授)
中高6年プラス大学4年の10年間、勉強してもろくに話せない、と評される日本の英語教育。どこに問題があるのか?東工大外国語研究教育センター所属で日本語ペラペラのモートン教授と日本で英語を教えるオーストラリア人の先生が日本の英語教育について語る。

■ライフセービング
相澤千春(日本ライフセービング協会)
ライフセービングとは水辺の事故をなくすことを目的にした活動のこと。日本でも約50年前から藤沢市の海岸で監視・救助活動は行っていたが、オーストラリア流のライフセービングと結びついてセービングのための体力を競う競技大会も開催している。国際委員会委員長の相澤さんがライフセービングの真髄を語る。

■映画「オーストラリア」を読み解く
佐和田敬司(早稲田大学教授)
オーストラリア人の監督がオーストラリア人を主人公にし、オーストラリアで撮影した2時間45分の話題作。牛、砂漠、アボリジニ、日本軍のダーウィン爆撃などいろいろな要素が盛り込まれたこの作品を文化史の視点から読み解く。

■ワーキング・ホリデーを考える
フリートーキング
日豪間で「ワーホリ」が始まったのは1980年12月。「仕事より遊びが中心」「現地に溶け込んでいない」など厳しい声も時に聞かれる。実際にワーホリに参加した人々は、この経験をどう評価しているのだろうか。経験者が集まってフリートーキングする。ワーホリを検討している人は参加すべし。


■映画「愛の鉄道」
日曜午前は映画「愛の鉄道」を見ます。分科会でもお話いただいた日本映画学校副校長の千葉茂樹監督の作品です。
クワイ河マーチで有名な映画「戦場に架ける橋」で描かれたのは「死の鉄道」、泰緬鉄道建設で日本軍に虐待された連合国軍兵士の話でした。多くの若い兵士が命を失い、オーストラリア側の日本に対する憎悪は根深かったということです。しかし、「死と憎しみの鉄道」ではなく、「愛の鉄道」を両国間に敷こうと立ち上がったオーストラリア人神父がいました。まさに草の根交流の原点を示すような映画です
映画を見た後は、千葉監督のお話を聞くほか、前日の分科会の総括も兼ねたフリートーキングです。

※プログラムの内容は都合により予告なく変更になる場合がありますので、あらかじめご了承下さい。


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